下坂匡氏監修による良質ブラジルコーヒー「ラゴア」の樹上完熟コーヒー。
普通コーヒーの実は、赤い実になってから摘み取り乾燥します。
しかし、赤い実になっても摘み取らず、樹になったまま自然(ナチュラル)に黒くなり枯らす(乾燥)、樹上完熟という精製方法があります。
ボイヤは樹上で熟したコーヒー豆がそのままの状態で放置され干し葡萄のようになった、いわゆる「過完熟」のコーヒーです。
ボイヤのメリットは、日に一番近いところで木から栄養を貰いながらゆっくり乾燥されるので、コクや甘味などの点に優れています。
ブラジルでは最もおいしいコーヒーといわれていますが、木の栄養が最後まで吸い取られるので、次の年に実がなり難く、隔年結実となってしまします。
安定した収穫を確保するには、倍の労力と畑と資金が必要になるので、殆ど栽培されることは無い逸品です。